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科技

中国で“生成AI”の競争激化、日本語が使えるツールはある?

邦人NAVI 邦人NAVI 2023-09-20
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アリババ集団(浙江省杭州市)のクラウド部門である「阿里雲(アリババクラウド)」が13日、大規模言語モデルを活用した生成AI(人工知能)「通義千問」を一般向けに公開した。同サービスは今年4月に一部企業や開発者を対象に限定公開されてきた。



◆群雄割拠の生成AIツール

アリババが開発する「通義大模型(tōng yì dà mó xíng)」が一般ユーザーにも開放されるようになった。ユーザーは公式サイトにログインし、文章生成AIである「通義千問(Ttōng yì qiān wèn)」や、文字起こし作業が可能な「通義听悟(tōng yì tīng wù)」、AI画像生成モデルである「通義万相(tōng yì wàn xiàng)」の利用が可能だ。アプリストアには偽のアプリも出回っているので、必ず公式サイトにアクセスし、正規のサービスを使用するようにしたい。


*通義大模型
https://tongyi.aliyun.com/




アリババAI「「通義大模型」が搭載する豊富な機能


◇圧巻の画像生成機能


群雄割拠の感がある中国の生成AI市場にあって、現時点で「通義千問」の直接のライバルとなるのが百度の「文心一言(wén xīn yī yán、ERNIE Bot)」だろう。アリババと百度は地図アプリでも競合関係にある。


そこで「高徳地図」と「百度地図」のどちらが優れているか、AIと対話を行ってみた。「通義千問」のほうがより丁寧な答えが返ってくる印象がある。



「文心一言」の画面


「通義千問」の画面


圧巻なのは「通義万相」だ。米オープンAIの「DALL-E」や米ミッドジャーニー・インクの「ミッドジャーニー」と競合するのは明らかで、中国語のテキストから画像の生成ができるほか、既存の画像から類似したイメージを作り出すこともできる。生成する画像は水彩風や油絵風、山水画風、二次元、デッサン、アニメ風といったように画風のオプションが用意されており、形状についても正方形、縦長、横長が選べる。


生成したい画像の縦横比率を指定できる


◇日本語翻訳をサポート


生成AIを仕事や生活等に役立てていく上で留意しておかなければならないことは少なくない。間違った内容であってもAIが自信満々にもっともらしく回答をしてくるハルシネーション(Hallucination)の問題も軽視できないだろう。情報検索で生成AI使うのは適切でないと言われる所以だ。やはり嘘を嘘と見抜く裁量が使い手にとっては欠かせない。


なお、通義大模型は、文心一言と同様に現在は日本語での対話には対応していないが、翻訳が行える点で一日の長があるといえそうだ。日本語で用意したプロンプトを中国語に翻訳してから対話するといった方法も試していただきたい。



生成AIは回答を拒否することも(画像:Bing AI)


◇邦人NAVIにGPT4.0が搭載

おなじみのChat GPTやBing AI、Bardといった生成AIサービスなら日本語環境で操作できるが、中国本土での使用には制約を受ける。Chat GPTの場合、中国の携帯電話番号ではサインアップさえできないというのは周知のとおりだ。VPNや国際ローミングを使ったとしてもチャットボットの反応スピードに難が出てくるケースは少なくない。


こうしたなか、中国本土にいながら通常のネット接続で使える多国語対応チャットボットを搭載しているのが「邦人NAVI」アプリだ。GPT4.0による快適な対話環境を日本語で提供している。中国語や英語での対話も可能だ。そのほかAIを活用して文章要約や翻訳が行える記事作成サポート機能も提供している。ぜひ活用していただきたい。


「邦人NAVI」アプリの「AI Chat」画面



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